OLD and NEW
＜Verginia＞
＜Vinci＞のマウンテンブーツ、＜Verginia＞のモックブーツ共に、左側が約7、8年前に購入した私物で、右側は今シーズン入荷してきた新作になります。
ある意味では押し付けがましい提案かもしれませんが、本当に良い物は時間の経過によって価値を損なわれないと思いますし、自分が実際に愛用して良かったものは是非多くの方に知って頂きたいと思うのです。
皆さんにもありませんか? 洋服に限らず昔からずっと好きなものって。そういうのをいくつか持っている人って素敵だなーと見ていて嬉しくなります。
本日はそんな今後も永く付き合っていただけそうなレザーシューズをご紹介させていただきます。
＜Vinci＞Mountain Boots 54,600円
フイレンツェはヴィンチというレオナルド・ダ・ヴィンチの生家がある小さな町の工房で＜Vinci＞の靴は作られています。この地はブドウ畑やオリーブ畑の畝が続くとても落ち着いたところでトスカーナでも有数の美しい景色と言われています。そんな風光明瞭でリラックスした環境のなか、1937年からこの工房はVibram社のソールを使用した登山靴、ハンティングブーツ、ミリタリーブーツ、鉄道員の靴などを職人の手で1足1足丁寧に温かみを感じさせる靴を作り続けています。
これまではシューレースはグリーンのものとレザーのものが付属されていましたが、今回はレッドも含め3種類用意されていますのでより幅広いスタイルで楽しんで頂けます。
しかし、残念なご報告になるのですが＜Vinci＞に関しては今シーズンでブランドが終了してしまいます。＜Vinci＞自体は日本の会社が企画してイタリアで生産していたブランドになるのですが、イタリアの工場が某高級ブーツブランドの生産に追われて＜Vinci＞の納期を約束できないとのことで、同じクオリティーを他の工場で出すことは難しいと判断されての結果のようです。これまで気にはなっていたけど、手を出していないという方には今回がラストチャンスになりますので後悔などないように、是非実際にご覧いただけたらと思います。
＜Verginia＞Moc Boots 19,740円
こちらは某スポーツブランドの人気モデルをサンプリングした＜Verginia＞の秋冬定番モデルになります。元ネタの物も所有していたくらい好きなデザインなのですが、＜Verginia＞のはポルトガル製になっていてクオリティーが一味違います。今シーズンのものはこれまでよりもレングスが短くなって、よりデイリーに使えそうなデザインになっています。
ディテールは忠実に再現しつつ、履き口のレザーのパイピングやライニングのグリーンのウール生地の配色など＜Verginia＞らしいファッションセンスが光ります。決してスタンダードなアイテムではないですが、個人的に洋服好きな方には是非届けたい隠れた名作だと思っています。
＜Verginia by SENDRA＞Lace up Boots 39,900円
こちらは＜Verginia＞がスペインの老舗カウボーイブーツメーカーのSENDRA社に、別注で生産を依頼したスエードレースアップブーツになります。素材はオイルドスエードを使用し、足首部分はライニングが無いので、初めから柔らかなフィット感で履き心地もとても良いです。
ボリュームはありつつも、ゴツすぎない絶妙なバランス感は、他ではあまり見かけないスクエアなトゥーのシルエットによるものだと思います。
ヒールとベロはスムースレザーで切り替えられており、レザーソールも初めから馴染んだような風合いで抜群の雰囲気を持っています。
＜nonnative＞Lumberer Shoes -Cow Leather 39,690円
＜nonnative＞からは久々となるコンフォート系シューズの登場です。今回は生産をイタリアにて行い、柔らかなスエードを使用した高級感溢れる仕上がりとなっています。ライニングにはとても柔らかなレザーを使用しているので、早い段階で足に馴染んでくれて毎日でも履きたくなってしまいます。
そんな感じで私も1週間前に購入して、ほぼ毎日履いてしまいました。スエードもシワが入り徐々に馴染んでいい感じです。それにしてもこの靴は良く出来ています。あの靴のあのデザイン、あのブランドのあのテイストなど、、、みんなが好きなテイストをマッシュアップさせたような美味しいとこ取りな1足に仕上がっています。
それにしてもこの秋冬ですでにシューズを3足入手済みですが、足元が決まるとやっぱり洋服が選びやすくていいです。こんな色、こんな素材、こんなシルエットって想像が膨らみます、、、やっぱり秋冬ってファッションが楽しすぎますね！
