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Buying Trip 18SS : SUMMARY


無事にパリより帰ってまいりました。とは言え帰国後も都内にて展示会があった為、すぐに家路には着かずに東京で一泊となりました。今回はパリ出張の最終日を中心にまとめ的な感じで振り返ります。

まずは「BOOT CAFE」の杉山さんに教えてもらった本屋さん「ofr.」へ。様々なジャンルの書籍や写真集、ZINEなどが所狭しと並んでいて、どれだけでも居ることが出来そうな空間です。パリのアーティストや感度の高い若者がいつも出入りしているようです。僕はお店オリジナルのポストカードを購入しました。


道すがら見かけたこの車何だか分かりますか? この出来損ないのプリウスのような、いなたいビジュアルは実はアウディなんです。1999年〜2005年までに製造されたA2というモデルになります。オールアルミニウムボディに3Lで100km走る次世代のエコカーとして発売されましたがセールスが伸びずに生産中止となりました。日本やアメリカでは正規販売されておらず実車を見たのは初めてだったのでテンション上がりました。こういう海外らしいちょっと風変わりな車も実は結構好きなんです。


こちらもパリに訪れた際は、いつも立ち寄る「Du Pain et Des Idées(デュ・パン・エ ・デジデ)」。何を食べても美味しくて地元民から旅行者まで広く愛されている人気店です。この店の水色の紙袋のデザインや質感が絶妙で好みです。


今回持って行ったスニーカーは<new balance>のM990。硬すぎず柔らかすぎない絶妙な履き心地の良さは、石畳の路面が多いパリでも足や腰をフォローしてくれました。


これはあるショールームのセールス担当の方が履いていたM990のアメリカ限定カラー。淡いペールトーンなピンクがイケていました。スラックスとのコーディネートはニューバランスをオトナなイメージに見せてくれる理想的な組み合わせだと思います。


そして今回大活躍した<UNUSED>のレザーウォレット。パリでの移動のメインは地下鉄なので、いつも最初にまとめてチケットを買います。カード用のポケットが2つ用意されているので片方にチケット、もう片方にクレジットカードを2、3枚入れて使っていましたがとても便利でした。パリはどこでもクレジットカードで会計に対応してくれるキャッシュレスな街なので小銭は持ち歩きませんでした。そんな便利な反面、スリなどにも気をつけなくてはいけない街なので小ぶりなサイズ感は持ち歩くにも便利で扱いやすかったです。こちらはまだ店頭にもご用意があるので財布の新調をご検討されている方は是非一度ご覧になってみてください。


帰国したその夜は渋谷のビストロ「ROJIURA」へ。以前当店のイベント「SUNDAY YARD STANDS」にも出店してもらった「PATH」オーナーの原シェフが初めに立ち上げたのがこのお店です。そうなると料理もワインのセレクトも抜かりがないわけです。このミモレットチーズとクミンのフライドポテトはここに来ると必ずオーダーします。渋谷駅からも徒歩圏内なので東京で食事の場所に迷ったら是非行ってみてください。



翌日は<YAECA>の展示会で白金の「YAECA HOME STORE」へ。ヤエカさんはここ数年、秋冬と春夏の1年分をまとめて見せるスタイルを続けられています。デザイナーの服部さんともいろいろお話しした中で「この中でどれくらい定番として残していけるか」というフレーズがとても印象的でした。初めは年に一度のペースでの展示会に驚きもありましたが、世の中のトレンドや流れとは距離を置いたところでブランドならではのスタンダードやベーシックを追求している服部さんらしいモノづくりのフィロソフィーに触れたような気がしてなんだかとても腑に落ちました。いつも訪れると穏やかな気持ちになれるお店ですが、その中でも写真の中庭が特に心地よい空間です。ヤエカさんはそのほかにも都内で2店舗を運営されていますが、それぞれにテイストやキャラクターの異なる提案をされていますので都内にお出かけの際は3店舗を比較して廻ってみるのも楽しそうですね。今後のシーズンも変わらない良さと、これまでに無かった新しさを感じる素敵なコレクションでしたので是非楽しみにしていただけたらと思います。