STORE SITE
Blog

第4世代


2012年に雑誌「POPEYE」がリニューアルされシティーボーイという言葉が一気に世の中に広まった頃、その足元は「New Balance」の一択しか無いのかと思うほどに「N」マークが巷を席巻していました。その頃よりも「New Balance」の人気が落ち着いたところで(本来、流行りとは無縁のスタンダードなブランドだとは思いますが、、、)改めて評価したいモデルが「M990 V4」です。第4世代に当たる現モデル以前を初代モデルから簡単に振り返りたいと思います。


「M990 V1」は1982年に「1000点満点で990点に到達した」というキャッチコピーとともにデビューしました。グレースウェードとメッシュの切り替えはこれぞニューバランス。今とは違いM1300やM1400のような大きめのNマークです。


「M990 V2」は初代モデルから16年の時を経て1998年にリリースされました。衝撃吸収反発弾性に特化した機能素材「ABZORB」や衝撃吸収性に優れたEVA素材を頑丈なPU素材に封入した「ENCAP構造」を組み合わせる事により、ハイレベルの安定性とクッション性を実現しました。


「M990 V3」は2012年にリリース。ウルヴァリン社製のピッグスウェードを纏いグッと高級感が出ました。ミッドソールに「REVLITE」を搭載し、軽量性を実現しながら高水準の耐久性やクッショニング性も向上しました。この画像では確認できませんが、タンがフェンスのようなダイヤ柄になっていて僕はそれがちょっと苦手でした。(笑)


そしてこれが昨年、2016年にリリースされた「M990 V4」。ソールユニットの見た目もスッキリして、リフレクター部分も目立ちすぎず先代よりもスポーティーさが抑えられています。シューレースも細くなり、Nマークも主張しすぎずこれまでで一番大人な表情だと思います。



New Balance / M990 V4
個人的には大きいNマークのモデルは可愛く見えるのが苦手でほとんど持っていません。持っているのは1500や1700、99x番代の小さめのNマークのモデル中心です。そのあたりのモデルは機能性の良さを感じるスタイリッシュなデザインが多く、どこか賢そうな雰囲気に惹かれます。
「Made in U.S.A.」の歴史や伝統というヘリテージ性と、時代とともに進化する機能性の両面を兼ね備えたニューバランスはきっとこれからも愛用し続ける変わらないスタンダードです。